あがり症の改善は開き直ってやった司会によって糸口が見えてきた

あがり症は開き直ってやった司会によって糸口が見えてきた

カラオケに行った次の日は、早目に起きて>>>あがり症改善プログラム<<<の催眠誘導を聞き、「あがり症をひどくする考え方」の部分を聞いていました。

バイト先への移動中は、それを習慣化する方法のところを読んでいたら、やっとそれが実践できてきた気がするようになりました。

昨日のカラオケもそうでした。

あまり深く考えずに、行動にうつし、うまくいかなかったら、それをタダ気持で受け止めるということが、出来はじめている自分に気づき始めていました。

 

見出し人生で初めての司会!やはり結構あがってしまった

人生で初めての司会!やはり結構あがってしまった
セミナーで司会をする日まであと2週間あり、僕はできることを全部やろうと思った。

それで、もしダメなら仕方がない。

うまくいったら、正社員にしてくれと、マネージャーに頼もうと思った。

マネージャーからそのオファーを受けてからもう1年半年もたっていて、完全に忘れているだろうし、タイミング的にダメかもしれないけど、それならそれで良かった。

司会をやる日まで、僕は毎日>>>あがり症改善プログラム<<<を実践していました。

また、説明する内容は全て丸暗記して、家でなんどもなんどもリハーサルを行いまいした。

カンペがなくても、自宅でならスラスラと話ができる状態にまでになり、さらにカンペをセミナー会場のスピーカーの裏と自分のスーツのポケットに入れるものの2枚を準備しました。

そして、司会をする日の当日の朝は、薬は飲まずに家を出て、セミナールームへ早目に着き、会場の準備を済ませ、司会のカンペをスピーカーの後ろに貼り付けて読めるようにした。

それと、ポケットにもカンペを入れていた。

準備は万端だった。

セミナー開始1時間前の段階で、胸がドキドキしていた。

しかし、いつものドキドキとは違っていた。

ダメならダメで、いいや、2回目やらなければ良いわけだし。

という開き直りの気持があった。

開始15分前に講師の方が入ってきて、あいさつをした。

その時点で、お客さんの3割くらいは来ていた。

そして、本番開始、、、

10時ちょうどになったので、私は壇上にあがり、おおはよようござざいます!と言った。

正直あがっていて、声が上ずってしまった。

 

見出し全く予想外のことが起こる


スピーカーに貼っておいたカンペに目を向けたとき、ふと予定外の言葉が僕の口から発せられてしまいまいました。

「あのーわわわたしは実はあがり症なんです!」そして、「ききききょうはははじめての司会であがっちゃってます」と声を上ずらせながら言ったのです。

そしたら、お客さんは大笑いで、大丈夫だから頑張ってと言った声が聞こえました。

そこからは、緊張のため丸暗記したはずのセリフが頭から飛んでしまったため、何度もカンペを見ながら、今日のスケジュール、注意点、携帯電話をマナーモードにすること、講師のプロフィール、について5分程度にまとめ話しました。

以前のように頭が真っ白にはなりませんでした。

しかし、手足と声は少し震え、何度もカミ、声は上ずっていた気がします。

それでもやったのです。

説明が終わったとき、大拍手が起きました。

あがり症に拍手

講師の方も大拍手。

そして、スタッフ席に座りました。

その日の出番は、休憩時間のときの案内とセミナー終了後に次回のセミナーの案内と申し込みの方法の説明をしました。

その時も正直りゅうちょうに話せたとは言えませんが、なんとかやりきりました。

そして、セミナー終了のアナウンスを終えたとき、起こったこと、、、、、

それは再度の大拍手でした!

あがり症に拍手

それは、まったく予想していなかったできごとでした。

こんな短いごく簡単な説明をしただけなのに、大拍手を受けられるなんて、一生に一度の体験になると思ったのを記憶しています。

 

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2度目はないという覚悟
セミナーリーダーの立場からすると、簡単な説明に、声が上ずりカミまくりだった僕に、司会を2度と任せるわけにはいかないと判断するのが普通でしょう。

僕は、2度目はないということも覚悟していました。

そうなったとしても、後悔も自責の念もありませんでした。

セミナーへの参加者は59名で、その人数の前でとにかく必要な説明はして、セミナーが成立したという事実が自分の中に残るというだけで十分でした。

多くの人たちにとっては当たり前のことかもしれませんが、自分にとっては人生最大の快挙だったのです。

この事実だけで、これからの人生をなんとかやっていけるという気がしていました。

セミナー終了後に、セミナーリーダーの矢吹さんは、何事もなかったように「お疲れー」と言うだけでした。

そのときは、あれれ、司会首じゃないのかな?

と不思議に思ったのですが、矢吹さんはいつもの忙しそうな様子で、今していた仕事に戻りました。

次回は3日後のセミナーになるので、今じゃないと早めに交代者へ連絡しないと間に合わなくなるはずなのです。

しかし、僕は司会首じゃないんですか?

自分から聞くのも変な気がしたので、僕はそのままアンケートの整理と集計の作業へ取り掛かりました。

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