あがり症は薬なしで乗り越えるしかない

あがり症は薬なしで乗り越えるしかない

今度のバイト先は、人数が前回のところと比較して少なかった。

部署としては、30人弱で、バイトは3人しかいない。

とてもアットホームな感じで、とても親切にしてくれた。

 

見出しインデラル・デパスの活用

インデラル・デパスの活用
バイトなのし働きだしてから、3日目歓迎会まであって、そのときは焦った。

オフィシャルではないが、所属グループ長を含め5人ほどの有志での歓迎会を催してくれたのです。

デパス、インデラルはお酒との併用はできるだけ避けてくださいと、医者から言われていたのですが、絶対ダメとは言っていなかった。

歓迎会当日は、開始の2時間前に薬を噸服した。

そして、宴会ではできるだけ、お酒の量を少なめにした。

さらには、朝礼であいさつもあった。

それを予測して、最初の出社の朝にはクスリを噸服しておいた。

予想通り、最初の出社日の朝に会社につくと、朝礼であいさつしてね、と担当者から言われる。

それなりにあがったけど、なんとかまともなあいさつをできた。

この会社は、毎日忙しかった。

夜の9時頃まで毎日働いた。

僕は残業代が出るので、まったく平気だった。

時給も半年ごとにあがっていき、とても良心的だった。

 

見出し正社員にならないかと言われる

正社員にならないかと言われる
仕事もどんどん責任のある仕事を任されて、1年後には正社員とあまり変わらない仕事をしていた。

大学では商学部の会計学科だったので、財務会計の基本的な構造、仕訳の流れ、財務諸表の見方などの基本はしっていたのと、仕事には全力で取り組んでいた。

なにかに、力を注ぎたかったのだ。

そんな僕を評価してくれたのか、その頃、所属していたグループ長から、正社員になる気はある?と聞かれた。

とっさに、

あります!

と答えた。

正直、正社員になると、人前状態に遭遇する機会が増えるは必至だと分かっていたけど、そう答えてしまった。

グループ長は、じゃ~人事に掛け合ってみるね。

だめな可能性もあるので、それは含んでおいてね。

そして、2週間程たったころに、グループ長に会議室へ呼ばれ、「ごめんな~、正社員はだめだったんだ~」
「固定費は増やさないというのは、今の社長の方針で、正社員にするのは許可がおりなかったんだ、固定費をふやすことにものすごくシビアな状態になってて、、、」

そうですか~

と僕は答えた。

そんなに残念でもなかた。

 

見出し薬の限界を突きつけられる

薬の限界を突きつけられる
僕は、ただ何か責任のある仕事がしたかった。

経理の仕事が自分は好きではないことは、分かっていたけど、その仕事でもいいので責任がもっとある形で仕事を体験したかったのだ。

それと、冷静に考えると、無理があったのだけど、理屈抜きで自分になんらかの変化を起こすキッカケがほしという気持ちが強かった。

だから、okの返事をした。

そして、とても地味な会社なんだけど、僕は今の会社が好きだった。

なんか、今時の会社では珍しくみんな優しかったし親切で思いやりがあって、居心地がよかった。

忘年会や新年会には、薬を噸服して出席していたし、なんとか切り抜けてきた。

じゃ~正社員になったらどうなのかというと、厳しいのは分かっていた。

幹部への状況報告や、他部署への報告を会議の席で行う必要が出てくるのだ。

それは2~4回/月ペースであるし、急に役員に呼ばれて説明を要求されるケースもある。

正社員になると、「あがり症」であることはとても厳しいし、毎週のように薬を飲んでいたら、多分僕の場合はどんどん効かなくなるし、量をふやすとやたら眠くなるのだ。

だからといって、減らすと効かないのである。

薬に頼らないで「あがり症」を克服することからは逃げられないという事実にいつもぶちあたっていたのです。

僕は、自分が好きでもなく先々を見据えてもいない仕事で、人影に隠れるような生き方をしていた。

この生き方のままで、どんどん年だけをとっていくことに恐怖を感じていたので、どこかのタイミングでこの状態と決別しなければならないと思っていまいした。

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