あがり症カウンセリング、行動を通して治せる?

あがり症カウンセリング、行動を通して治せる?

人生で初めて、カウンセリングというものを受ける体験が始まった。

それは、人生ではじめて自分のあがり症につて、対人と会話をするという機会を持つことでもありました。

前に付き合っていた麻友には、あがり症について打ち明けたけれど、その中身、詳細について詳しくやり取りをしたわけではないので、他人とあがり症の正体を解き明かしてゆく作業が始まるのだと思う。

それは、自分の最大の恥部を他人にさらすことになるので、凄まじく恥ずかしい感情が自分の中から湧き上がるのですが、同時にもしかしたらあがり症人生を終わらせられるかもしれないという、期待が自分をワクワクさせました。

 

見出しカウンセリングが始まった

カウンセリングが始まった
初診から10日経った日が最初のカウンセリングの日だった。

その日は夏も終わった秋口で、小雨が降っていたので、折りたたみの傘を持って出かけた。

少し早めに病院に着き、カウンセリングルームの受付へ予約カードを入れて、待合室で待つ。

すこし待つと、名前を呼ばれカウンセリングルームへ入る。

広さは6畳程のスペースに机とイスが4つある。

奥のイスへ座るよう促され、カウンセラーの人と向かい合って座る。

年の頃は30代なかばぐらいの女性だった。

少し表情が硬く見える。

簡単な自己紹介と、世間話を終えるといろいろと質問を受ける。

それは、

(1)いま一番困る場面はどんときですか?

(2)それは、いつから始まりましたか?分かる範囲で具体的に教えてください?

(3)そうなった、キッカケ(原因)で思いることがあったら教えてください?

(4)自分で自分の性格はどんな性格だと思っていますか?

(5)あがった時の状態を詳しく?

(6)あがった時のことを今思い返すと、自分はどんな解釈をしたからあがったと思う?

 

などの質問を受けた。

僕は全部答えた。

(1)いま一番困る場面はどんときですか?

➜人まえに出てはなすとき。
相手が一人だとしても、自分が何かを発表したり、プレゼンしたりする状態になるとあがる。
そして、人数が多ければ多いほど、その反応は激しくなる。

(2)それは、いつから始まりましたか?分かる範囲で具体的に教えてください?
→小学校2年のころからです。

(3)そうなった、キッカケ(原因)で思いることがあったら教えてください?
→学校の授業で、音読を間違えて笑われたことが原因の一つだと思っています。

(4)自分で自分の性格はどんな性格だと思っていますか?
自意識過剰で心配性、社交性は普通、少々凝り性で一つのことにのめり込みやすい、、、、

(5)あがった時の状態を詳しく?
頭が真っ白になり、顔が引きつり、体中が硬直する。手足が震え、声が震え、汗がでる、体がどこにあるかわからなくなる、心臓がバクバクなる。

(6)あがった時のことを今思い返すと、自分はどんな解釈をしたからあがったと思う?

基本自意識過剰なのだと思う。

それほど人は僕の言うことや、そのときの動き仕草なんてきにしていないのに、勝手に気にしていると思い込み、それに対して過剰に緊張して、その緊張をなんとか抑えようとして、更に緊張するというサイクルが回る感じです。

上の様な答えをする。

そこから、さらにやり取りが続いた。

 

見出し普段の生活で取り組む宿題が出された

普段の生活で取り組む宿題が出された
そうすると、カウンセラーの人は、その時の認識を変えて、人前で話してみてください。

見ている人たちが、自分のことなんか、それほど気にしていないと思いながら、人前ではなす機会を持ってください。

できるだけ、簡単な場面にしてください。

大勢の前ではなく、一人の相手の方へ、食事中でもいいので、何かをプレゼンするつもりで、話してみてください。

次回のカウンセリングまでの宿題です。

なお、いきなり大勢の前でプレゼンするようなチャレンジはしないでください。

できるだけ、小さなチャレンにしてください。

と言われる。

ハイ。

そこで1時間経過し、始めてのカウンセリングが終わった。

 

見出し宿題への取組で苦戦する

普段の生活で取り組む宿題が出された
カウンセリングを受けたその3日後に宿題に取り組むチャンスが訪れた。

午前中に学校で一緒に授業を受けていた友人と学食でご飯を食べるときに、早速やってみた。

今受けた経済学の授業のことで、自分なりの考えを、その友人に伝えようとして話だした。

だが、あがらない、、、

なぜだ、、、

全然あがらない。

人前に立つというイメージができないのだ。

それから、同じようなチャレンジを続けるが、全く同じ状態になった。

あがらないのだ、、、

そうこうしているうちに次のカウンセリングが来てしまった。

この状況をそのままカウンセラーの人に伝えた。

すると、今度はもっとハードルを上げてやってください。

例えば2~3人の前で話すとか。

プレゼン
それから、あがることのメカニズムについての説明があり、2回目のカウンセリングは終わった。

さて実際に2~3人の前でプレゼン的なことをやるのは、その状況を創るのが難しいということに気づく。

そんな状況どうやってつくればいいんだ?

とっさにカラオケを2~3人で行けばよいと思いつくが、こちらから誰かを誘うのは怖いと思った。

自分でカラオケに誘ったら、歌わないという訳にはいかない。
カラオケ

これもかなり迷った。

しかし、誘われるのを待っていたら、いつになるかわからない。

どうしよう、、、、

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