あがり症の治療にカウンセリングは有効か?

あがり症の治療にカウンセリングは有効か?

僕は3年働いたバイト先をやめることにした。

社員になれる見込みもなく、部署の雰囲気が日々悪くなる一方の状態にあったこと。

それと、毎日残業続きでストレスがたまっていたこともやめることにした要因になった。

体力的には大丈夫でしたが、毎日遅くまで仕事をする理由が見つからなかった。

 

見出しバイト先を変えた

バイト先を変えた
そんな状況のときに、あるカウンセリングを提供派遣している会社のスタッフとして、働くことになった。

僕が通っていたカウンセリングスクールの先生の紹介で一度面接をして即来てくれという話になった。

やることは、主にセミナーの運営全般の仕事。

カウンセリングスクールは、自分が「あがり症」であることを克服するために通いはじめた。

そのジャンルに関わる仕事ができるということで、今までやってきたのは、できるだけ人前に出たくないという動機だったのだが、今回は少し違っていた。

セミナー運営ということは、人前で話す機会があるというのは容易に想像できましたが、そのときの気持ちはとにかく現状を変えることが必要だと思っていました。

そこで、また大失敗したとしても、なにか進歩があるはずだとも思っていたので、新しいバイトにいく決意をしました。

そして、そのときは、チャンスがあればカウンセラーとして、仕事がしたいと思っていたが、自分の「あがり症」という問題を克服するのが最低条件だと思っていた。

自分が解決できない問題を持っていながら、人様のカウンセリングなんてできないと思っていたのだ。

そして、カウンセリングスクールへは半年程通って、結構なお金がかかった。

少しではあるが、カウンセリングのスキルも付いたが、実践経験がなかった。

 

見出しあがり症にカウンセリングを使う

あがり症にカウンセリングを使う
スクールでは、傾聴スキル、脳の仕組み、感情のサイン、コミュニケーションスキル、カウンセリングの実践テクニック、などを学んだ。

それから、同じスクールの仲間と練習をしょっちゅうして、僕はチャンスとばかりに、自分のあがり症をテーマに同じ受講生のカウンセリングを受けまくった。

そのなかで、自分が普段うまくいっていない人間関係・仕事上のトラブルの原因と解決策の糸口が見てくるという体験はたくさんすることができた。

しかし、あがり症に関しては具体的な改善は全くなかった。

カウンセリングではやはりだめなのか?
あがり症にカウンセリングを使う

と思っていた。

学生の時に心療内科のカウンセリングを受けて全く成果があがらなかったことが思い起こされた。

人間の悩みが生まれるそのプロセスや原因の理解が深まり、人の見方や人生観が変わったのは確かだったが、目的の「あがり症」に関しては全く進捗がなかった。

自分のあがり症はなにか特別なのだろうか?

この疑問はあとから出会うことになる>>>このプログラム<<<でそのメカニズムが分かるようになりました。

しかし当時は、もう一生この「あがり症」と付き合っていくしかないのだろうか?

そんな思いに囚われていました。

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